決定!ベストECショップ大賞2006
Eコマース業界の社会的認知及び地位向上、ECサイト制作・運営における技術向上を目的とし、より多くの優良店舗をクローズアップするために設立されたベストECショップ大賞。この賞は、応募したネットショップを「お客様の視点に立った使いやすいサイトであるかどうか」のガイドラインによって絞り、残ったショップの中から当会の会員であるプロのEコマース事業者/ネットショップ店長の総投票により大賞を決める賞です。
本日は、第3回を迎え大幅にスケールアップした『ベストECショップ大賞2006』の各賞授賞店舗を、授賞式の写真とともに、ここに大発表いたします!
最新のベストECショップ大賞
募集要項
2005年度の受賞店舗
2004年度の受賞店舗
※授賞式は2006年3月18日(土)開催の3月定例会(会場:「第一ホテル両国」3階KFCホール)にて行われました。
各賞授賞店舗
大賞
1000人の店長が選んだ、2006年のベストECショップ!
九谷焼和座本舗
URL:http://www.wa-za.net/
運営:九谷物産株式会社
商品:賞状、トロフィー、副賞50万円+北国特選ギフトセット(5万円相当)+デパート商品券(2万円分)+液晶画面付DVDプレイヤー
投票理由(会員様の声)
- 飛び出してきそうな画像のクオリティの高さ!個性的な「和食器」がさらに個性的に訴えかけるページは、秀逸の一言。陶器に興味の無い人が見ても、惹きこまれそうなくらい計算され尽くした造りこみに感服です!<朝日自動車販売 宮内様>
- 非常にわかりやすく回遊しやすいサイトづくり。美術品的価値も高い九谷焼の良さを更に引き出す重厚な色使いが視覚的にも楽しませてくれました。九谷発情報サイトも効果的でファンならずとも魅了させます。<お酒の大型専門店河内屋 曽根原様>
- どのサイトもとてもよくできていて、非常に迷いましたが、コンテンツが一番充実していたので、こちらを。画像も本当にすばらしいです。勉強になりました。<釜庄 金成様>
- シックな色合いとシンプルなページが、お洒落で高級感溢れていてとても素敵です。ひとつひとつの器に対する丁寧なコメントから、店長さんの思い入れも伝わってきて、実際に手に取ってお買物している気分になります♪<カジェルの森 元樹様>
- 石川県の伝統工芸のイメージを壊すことないイメージとインパクト。ブログを使った商品販売はこれからECショップが進む道すじを既に実行されているので2006年度のベストと言えるのではないでしょうか。<フォーマル専門店ノービアノービオ 川辺様>
大賞受賞のコメント
九谷焼和座本舗 代表 西田
じょう様
「6年前にネットショップを出したとき、私はパソコンに触れませんでした。それからほぼ全てを独学で学びながら、ネットショップをやってきました。ネットショップ開業2年目には、昨年大賞をとられた北国からの贈り物の加藤さんと出会いまして、その時私のサイトは黒色だったのですが、「あ、アダルトサイトを運営されてる西田さんですね」と言われました。その時から方針を変えずに黒系のままでこうした賞をいただけて、なんとなく加藤さんにリベンジができた気がして心の中で満足しています(笑い)。九谷焼というとてもマイナーな商品、売れる商品ではないのに、この賞をいただけるなんて思ってもいませんでした。
石川県の伝統産業は、時代と共に衰退していますが、こうしてネットショップを通じて九谷焼、焼き物の魅力をたくさんの方に知っていただけるということに感動と感謝、そして喜びを感じて運営していますので、それをさらに広げることができてとても嬉しいです。またネットショップをやったことで、イーコマース協議会や各種勉強会で多くの方と出会えました。私自身パソコンが全然わからなかったので、その方達からいただいた情報・技術は大変貴重なもので、私の宝物です。ネットショップを初めて6年間に出会った全ての人たちに今日受賞できたことを心から感謝いたします。本当にありがとうございました。」
準大賞
1000人の店長が選んだ、本年の銀メダル店舗!
近江牛ドットコム
URL:http://www.omi-gyu.com/
運営:有限会社ラ・ベル・アヴァンス
商品:賞状、トロフィー、副賞20万円+天然鴨鍋(5〜6人分)+デパート商品券(2万円分)+グッドデザインショップ認定無料審査権
投票理由(会員様の声)
- 黒バックが敬遠されるECサイトで、しかも食品。サイト構成から導線の引き方、生産者の見せ方非常に工夫されていると思います。一票!<株式会社シーポイント 岩間様>
- 物静かな感じで作られているサイトが、商材を上手く表現している。また料理ごとに分け、関連商品を同時に表示させることで、購買者の購買意欲/調理意欲をより具現化するサイト作りとなっている。<A8.net 吉田様>
- 松阪牛、神戸牛、米沢牛といったブランド牛に対して、近江牛専門サイトとして、ブランド価値をあげられる取り組みがすばらしいと思いました。サイトデザインも完ぺきに作ってあり、すばらしいと思います。<さがファン 川浪秀之様>
- 肉の質感を上手に画像に表している。ユーザビリティもよく、ショッピングカートも商品画像入りで使いやすい。全体のデザインも雰囲気が出ていて、思わず「おいしそう」となってしまう。<リロードショップ・プレア 田中様>
- トレーサビィティサービスや親切な商品説明など、お客の視点たった内容が充実。ページのデザインもなかなかクールだった。更に個人的に牛肉大好き。<東栄産業株式会社 高田様>
準大賞受賞のコメント
近江牛ドットコム 代表取締役 新保 吉伸様
「どうもありがとうございます。ただただ感激しております。このサイトは2000年から始めたのですが、約1年間は売上が全くありませんでした。2001年には少しづつ売れ始めたのですが、皆さんもご存知の食肉業界を震撼させたBSE騒動によりまた売上がなくなりまして、それでもなんとか続けてきました。売上よりも安心・安全にこだわったサイトを作りたいと一貫して続けてきた結果、売上も後からついてきて、さらにこうして皆様の評価を頂くことができて、本当に嬉しいです。協議会に入会し、皆様のサイトをたくさん見させていただき、いっぱい参考にさせていただきました。これからも皆様のサイトを見て参考にさせていただき、今以上のレベルアップを図り、何かの形で協議会の皆様に恩返しをすることができたらと、そう考えております。最後になりますが、弊社のサイトに貴重な時間を割いて一票を入れてくれた皆様、本当にありがとうございました。」
Yahoo!ショッピング賞
Yahoo!ショッピング店舗から選出!(ヤフー株式会社様ご提供)
うなぎ 浜名湖山吹
URL:http://store.yahoo.co.jp/unagi/
運営:株式会社浜名湖山吹
商品:賞状、トロフィー、副賞10万円+数百万円に化ける価値のある特別販促枠
選考理由
ヤフー株式会社 ショッピング事業部 部長 松本 真尚
「今回我々は、あえて事業部の中で投票を行いました。一人一人が点数を持ってユーザビリティなどの項目を設定し全員で投票したのですが、どれも素晴らしいサイトばかりのため、点数の差がつかなかったんです。結局同点で並んでしまったため、最終的にどれを選ぶかと私のところに持ってこられたのですが、ちょうどお昼時で一番お腹が空いているときに見たので、美味しそう!ということで決めさせていただきました(笑い)。それだけ写真が素晴らしかったということが、選ばさせていただいた理由と思っていただければ結構です。ヤフーとしては今後は携帯、特に世界の市場を睨んだビジネスを進めていきたいと考えておりますので、日本独自の商品ということで、他の店舗様も含めてですが、ぜひご協力ください。また、ヤフーとしてせっかくこうした場に参加させていただいて、こうした賞を出すことができますので、来年はぜひうちがとりたいと皆さんに思っていただけるような賞品をお渡ししたいと思っておりますので、どうぞご期待ください。」
Yahoo!ショッピング賞受賞のコメント
うなぎ
浜名湖山吹 Yahho!Shopping店責任者 佐藤 清也様
「本日はYahoo!ショッピング賞をいただき、誠にありがとうございます。1997年からネットショップを始め、2003年からヤフーさんの方にお世話になっているのですが、こういう賞は一度も頂いたことがなくて、予想外のことで本当に嬉しいです。これを機に、今年はヤフーの方でも更に大きなチャレンジをしたいと思います。どうもありがとうございました。」
bidders賞
bidders店舗から選出!(株式会社ディー・エヌ・エー様ご提供)
サンライズファーム
URL:http://www.bidders.co.jp/user/2487532
運営:株式会社サンライズファーム
商品:賞状、トロフィー、副賞10万円+ケータイ・PCどちらでも使える露出広告30万円分の権利
選考理由
株式会社ディー・エヌ・エー Eコマース営業部 コンサルティンググループ統括マネージャー 村山
賢一郎
「ビッダーズには評価制度というのがあり、お客さまの評価が常にお店側からもユーザーからも見えるようになっています。サンライズファームさんは携帯での販売の方にも非常に積極的に取り組んでおられるのですが、反応が早いがゆえに評価の厳しい携帯のお客さまへの対応も素晴らしく、圧倒的にいい評価が多いです。特に食品というのは厳しい評価を頂くことが多いのですが、そうした食品を扱っている他の店長さんの中でもとても評価が高いので、文句なく選ばせていただきました。弊社ではau Shopping Mallというのが始まり、携帯での販売の比重が非常に高くなっておりますが、副賞の広告も活用していただき、PC、携帯両方ともがんばっていただければと思います。」
bidders賞受賞のコメント
サンライズファーム 販売部長 仲台
栄子様
「本日はこのような素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。こだわって作っているハムやソーセージやベーコン、また私が本当に美味しいと思ってお勧めしてきた商品を販売してきて本当によかったなと思います。これからも全国のサンライズファームファンの皆さんに喜んでいただき、ビッダーズの売上に貢献し、またイーコマース協議会の発展のお役に立てたらいいなと思います。本当にありがとうございました。」
独自ドメイン賞(Eストアー賞)
独自ドメイン店舗から選出!(株式会社Eストアー様ご提供)
そば
通販 出前専門店 そば富泉【とみせん】
URL:http://www.tomisen.com/
運営:そば 富泉
商品:賞状、トロフィー、副賞10万円+Eストアーの店舗様から厳選したギフト1年分
選考理由
株式会社Eストアー 営業部 マネージャー 入山
貫
「皆様非常にクオリティが高く、ユーザビリティ、アクセシビリティといったところでは甲乙つけがたいものがありました。推薦させていただいた決め手となったのは、コンセプトが素晴らしいというところです。「そばの最大の敵は時間です」というコンセプトです。そばというものはインターネットでなくてもどこにでも売っている手に入りやすい商品なので、競争が厳しい商材です。他社さんのサイトもいろいろ見てみましたが、産地や粉などにこだわったサイトはいっぱいあったのですが、ここは時間にこだわるという独自の切り口を徹底していらっしゃいます。時間が経っても食べて美味しい通販専用のおそばを開発し、まずいそばを食べさせたくない、美味しいそばを食べて欲しいという店舗様の思いが非常に強く現れています。独自の強みを生かすことがお客さんに喜んでいただくことになっている、素晴らしいお店です。」
独自ドメイン賞(Eストアー賞)受賞のコメント
そば 通販 出前専門店 そば富泉【とみせん】 店長 高橋 聡様
「そば屋のおやじです。本当にそばを売ることしか脳がないんですけれども、今回こんなにありがたい賞をいただくことができてとても嬉しいです。今後ともがんばって美味しいそばを作り続けていきたいと思います。本当にありがとうございました。」
デザイン賞(デジハリ賞)
色彩やコミュニケーション性などのデザイン要素を重視し選出!(デジタルハリウッド株式会社様ご提供)
焼酎・芋焼酎 酒鮮市場!
URL:http://www.rakuten.co.jp/hukuya/
運営:有限会社グランド・ヒル
商品:賞状、トロフィー、副賞10万円+デジハリ福袋(「SDAチャレンジ模試」「ビジネスメールの書き方講座」「Webディレクター講座」の無料受講権、ECプロデューサー講座DVD5巻セット、『メディアライブラリー』『スキージャンプペア』『Bloom』『トロリジア』『私の頭の中のケシゴム』の各DVD、杉山知之著『クールジャパン』、「デジハリ・オープンカレッジ」講演権)
選考理由
デジタルハリウッド株式会社 デジハリ学校長 デジタルハリウッド大学・大学院学長 工学博士 杉山 知之
「とてもクールで素晴らしいサイトです。デザイン賞にふさわしいサイトで、言うことはありません。九州の方なので、オンラインスクールの副賞もつけさせていただきました。今後のご活躍を期待しております。」
デザイン賞(デジハリ賞)受賞のコメント
焼酎・芋焼酎 酒鮮市場! 運営責任者 浜地
智之様(写真は代理の方)
「福岡の方で焼酎専門店をしております酒鮮市場です。素晴らしい賞を受賞させていただきまして、本当にありがとうございました。このような賞を受賞できたことを励みに、これからもがんばって参りたいと思います。ありがとうございました。」
新人賞(アスキー賞)
オープン1年以内のルーキーショップから選出!(株式会社アスキー様ご提供)
パターンレーベル
URL:http://www.pattern-label.com/
運営:パターンレーベル
商品:賞状、トロフィー、副賞10万円+数百万円相当のショップ宣伝・パブリシティ4点セット(『週刊アスキー』『アスキードットPC』『インターネットでお店やろうよ』への掲載、オーバーチュアプレミアムコース利用とクリック利用3万円分)
選考理由
株式会社アスキー『インターネットでお店やろうよ』 編集長 木下
修
「新人賞を設けるということで、今年から協賛させていただきました。昨今のEC業界、宣伝にもお金かかるし、ニッチな商材なんてもはや存在しないくらいの状況になってきて、新人の方が出にくくなっていますが、我々としては新人の方がもっと活躍できるようになって欲しいと思っています。このパターンレーベルさんは、まず商材がおもしろかった。型紙という商材なんですけども、そんな商材に自分のアイデアを加えて、誰でも作れるようにセットにしているところが素晴らしい。これからネットショップをやろうという方が、このサイトを見て私もやってみようと、そういう気にさせてくれる、そういう力に満ちたサイトということで、パターンレーベルさんにこの賞を贈らせていただきました。これからもがんばってください。」
新人賞(アスキー賞)受賞のコメント
パターンレーベル 販売責任者 片貝
夕起様
「本日は素敵な賞に選んでいただきありがとうございます。家族4人(4人といいましても2人はこんなちっちゃい子供です)で運営している小さなお店ですが、この名誉ある賞に恥じないように、これからもっともっとがんばりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。」
特別賞(A8.net賞)
ネットショップとしての完成度を重視して選出!(アフィリエイトのA8.net様ご提供)
クワガタ・カブトムシのイークワドットコム
URL:http://www.e-kuwa.com/
運営:有限会社ドルクスダンケ
商品:賞状、トロフィー、副賞10万円+数十万円の価値のある販促ツール
選考理由
株式会社ファンコミュニケーションズ 営業本部 ビジネス開発部 二宮 幸司
「情報の配列、導線が優れていること、デザインなど全て含め、商品の良さをどれだけウェブという表現が限られた場所で上手く伝えられているかという視点でみて、イークワドットコムさんを選考させていただきました。」
特別賞(A8.net賞)受賞のコメント
クワガタ・カブトムシのイークワドットコム 運営統括責任者 坪内
俊治様
「どうもありがとうございます。インターネットショップを始めて8年になりますが、大小含めて賞を頂いたことがいままでなく、しかも初めて頂いた賞がこのような名誉ある賞で、とても嬉しく思います。今後も精進して参りたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします。」
第一回大賞受賞店よりひとこと
ベストECショップ大賞2004大賞授賞店 無農薬野菜のミレー 店長 早川 世治
第一回で大賞を受賞してから、私のサイトの方向性、会社の方向性が大きく変わりました。こんな賞を設けていただき、そして受賞できたこと、今なお本当に感謝しております。そしてじょうさん、おめでとうございます。これまでじょうさんが多くの皆さんからサイトの批評をいただいたり、斬られたりしながら果敢に食らいついているところを見てきましたので、僕も本当に嬉しいです。これでプロデューサーとして、ディレクターとしてのひとつの頂点を極められたわけですけども、これからは経営者としての腕が問われますね。もちろん賞金の使い方も大事です。大変未来のある賞ですので、ぜひプレスリリースにお金を使っていただき、故郷に錦を飾っていただければと思います。おめでとうざいました。
審査員講評
ベストECショップ大賞2005大賞授賞店 北国からの贈り物 運営責任者 加藤 敏明
じょうさん、大賞受賞おめでとうございます。受賞シーンを見て、去年のこと(自分が受賞したこと)を思い出し、改めて本当に素晴らしい賞を受賞したんだなとしみじみと感じました。そしてじょうさんもこんな素晴らしい賞を受賞されて、本当におめでとうございます。私とじょうさんとの出会いは4年くらい前になるんですけれども、最初から本当に苦労されながら年を重ねる毎にどんどんと素晴らしいページになって、素晴らしい商品を用意されて、素晴らしい企画をやられていて、私もとても注目しながら見守りまた一緒に勉強してきました。
今回審査員を仰せつかりまして、二次審査に残ったお店を見させていただいたのですが、どれも流石に素晴らしい店舗ばかりで、いったいどう評価したらいいのだろうと3日間くらい悩んだのですが、各店を何度も見直す中でやはり今回大賞・準大賞を受賞された和座さん、近江牛さんのサイトを始め最終に残ったところは、どこも気になるところでした。ついついクリックしたくなるというか、他のページも見たくなったり、この商品はどういうものなんだろうと思わせる仕掛けがあり、商材への思いも感じられました。特に和座さんは、商品を作っている職人さんをピックアップされたりしているところに商品への思い入れの強さを感じることができ、悩み抜いた結果やはりここが一番かなと最高点をつけさせていただきました。正直、昔から知っているだけに悔しかったのですけれど(笑い)。
実は一昨年に大賞を受賞されたミレーさん、昨年大賞をいただいた私のお店、そして今年の大賞の和座さんには共通点があります。まずひとつはこだわりの食材で、こだわりを持った店舗運営されているところ。次にEC協議会などの勉強会に頻繁に参加しているところ。そして最後に100km歩け歩け大会に参加し、完歩していることです。やはり積極性や強い意志、精神力を持っていることなどもひとつの受賞の条件になるのではないでしょうか。こういう大きな賞を受賞したことは、私もそうだったように大きなプレッシャーにもなると思いますが、それをまたバネにして今回受賞された皆様は賞の名に恥じないようにますます発展していただき、Eコマース業界そしてEC協議会の発展のために一緒に活躍していければと思います。
通販評論家 らむね的通販生活 村山らむね
本当に感動的な授賞式でした。ここから感想を述べさせていただくのは3回目なのですが、倍々ゲームのように私を見る目が増えてまいりまして、規模が大きくなっていることを痛感します。受賞された皆様、おめでとうございました。またこれだけのものを準備していただいたEC協議会、事務局の皆さんに対してはみなさんもぜひ感謝をしていただきたいと思います。
いま、Web2.0という言葉が出てきています。私も最近は、Web2.0絡みの勉強会やセミナーに呼ばれることが多くなってきました。なぜ呼ばれるのかというと、私が消費者だからだと思います。Web2.0では、コンテンツを作るのではなく、コンテンツが勝手に集まってくる器を作るという発想になります。つまり主役は消費者です。
実は私、今回の大賞と準大賞を知って本当に驚きました。1月にウェブショップの中の優秀なブログについて日経の夕刊記事を書いたのですが、そのとき取り上げたのがまさに今回の主役のお店、和座さんと近江牛さんなのです。そこで思ったのが、やはりそれくらい情報発信力のあるお店が賞を取るんだなということ。特に和座さんはお店自体もブログ(MT)で作られていますが、それだけでなく石川県の観光情報が集まるブログも運営しています。これは勝手に情報が集まる器になっています。コンテンツを作るだけでなく、器を作るということ。これがこれからは大変重要になってきます。
今までは子供の視点で、自分がいかに目立つかということを考えればよかった。しかしこれからは親的な視点で、自分に関係がある人間をいかに目立たせるか。こういう親的な発想が大事になってきます。昨年の大賞の北国さんもおととしくらいからチャンネル北国TVという、Web2.0的なサイトを運営しています。EC協議会の中にはこうしてWeb2.0の世界を数年前から体現されている方がいらっしゃいます。ぜひみなさんもひとりでも多くの方と仲良くなってください。
また、お店と消費者は、今までは利益の相反者として語られてきましたが、Web2.0の世界から見ても、これからは利益共有者として、お客さんをいかに引き込んでいくかという発想をしていただきたいと思います。お客さまを味方につけ、味方につけた者が利益を上げる。そんなWIN and WINの関係をますます実現していって欲しいと思います。皆様のご発展をお祈りしております。
審査委員長総評
ベストECショップ大賞2006審査委員長/デジハリ学校長 デジタルハリウッド大学・大学院学長 工学博士 杉山 知之
今回、こうした形で審査委員長をやらせていただいて、大変光栄に思っております。初めて参加しましたが、全国イーコマース協議会の活動が年々膨らんでいく様子が感じられて、大変嬉しいです。僕はコンピューターを毎日いじり始めてもう33年くらい経っているんですけれども(結構古くからやってます。パソコンがない時代からですから)、21世紀が見えてくる1990年くらいには、現状のようなネットワーク(デジタルコミュニケーション)が社会のインフラとなる世界を確信していました。必ずこれが前提で、もう一度、全ての社会活動が再編されるというか、再びゼロからデザインし直されるという。これを僕らのグループの中では「redesigning the future」と言っています。そしてコンピューターとネットワークがあるということを前提に、全てのビジネスを考え直してみよう、作り直してみよう。そう呼びかけてきました。
ところが1994年の10月、私たちがデジタルハリウッドを作ったとき、インターネットでショッピングが行われるということを、多くの専門家も信じませんでした。ネットは、とてもオープンな世界だから、金銭のやり取りなんか上手く行く訳がないじゃないか、セキュリティなんか確保できない、そういうのがネットの元々のスタイルなんだよね、と。また他の高名な学者も、とんでもない、みんながパソコンでネットにアクセスしたら、ネットはつぶれてしまって動かなくなってしまうと。だから発展するのは難しい。そういった反対意見をたくさんいただきました。
それから10年経ってみて見れば、まさに今のような現状になっておりますし、コンシューマー、要するに我々一般の人が何かいろいろなものを買って、いろいろ食べたり飲んだり飾ったり使ったり、そうして普段の生活を楽しむようになり、それに対して全国どこからでもそういう人に対してお店がアプローチできるようになった。そういう世界に、本当にあっという間に変わってしまった。その中には当然競争があり、みんな切磋琢磨しなければいけない。そしてこの全国イーコマース協議会が果たすべき役割、みんなが良くなっていって、一般の方々が安心して使える、信頼して使えるEコマースにしていかなくちゃいけない。リアルショップがあると、そのお店の形があって、その店のご主人がいて、信頼関係も生まれやすい。でもネットを通じて信頼を作っていく、ブランドを作っていく、これは本当に本当に新しいこと。それに皆さんは真剣に取り組んでいらっしゃる。それが本当に僕は嬉しいですし、毎回こうして切磋琢磨してやっていらっしゃる全国イーコマース協議会には本当に尊敬を申し上げます。
審査委員長として今回いろいろ見せていただいたんですが、本当に審査には困りました。なぜかというと、皆充分にガイドラインをクリアしておられる。この時点で通常考えられる欠点はほぼないんですね。その中から10店ということになると、もうみんないいに決まっている。重箱の隅をつついても、悪いところが出てこない。なので今度はどれだけ使ってる我々の心を動かすものがあるか、そういうエモーショナルなところの争いにはなってくるんですね。またもうひとつ僕が感じたのは、写真の力、そして中身つまり最新の技術というところに非常に敬服いたしました。
今後はWeb2.0という言葉もあるように、専門家でもこれからどうなるかわからないところなんですが、新しい情報共有のフェーズに入っていくことは確かだと思うんですね。お店がただ情報を出していけばいいという問題でもなくて、ユーザーそれぞれが自分の買った履歴などをデジタル的にためていく、自動的に毎日の中でコンピューターが書き留めていく、それとショップがそういう情報を共有し合っていくような、多分いちいちこの人にこの情報を届けようだとか、あの人からこうやって情報を取らなければいけないとか、そういうことを人間が意識しなくても、そういったことがリンクしていくような、ネットの中のロボット的なものがうまく我々の生活コードをデジタル化していくはずです。そして皆さんの商材をデジタル化するということが、技術的な意味でつながっていく。そこにみなさんのビジネス的なアイデアをつけていく、これがちょっと新しいフェーズです。今のショップの構えとしては最高峰、完成形に近いところが今日表彰を受けましたが、また新たなチャレンジの時が、流れが来ているので、皆さんとともにこの世界を勉強して、それぞれが自分の技術を磨いて、すばらしいEコマースの世界をお互いに築いていけたらと思います。
準大賞の店舗は、とても美味しいそう、食べたくなる、買いたくなる、黒バックに肉の赤さが映える、と、とてもみなさんの評価が高かった。大賞の店舗は、商材に対するこだわりを持った写真が、ひとつの世界観を持って並んでいて、色も非常によく出ているし、写真に感動されている方がとても多かったです。そしてもう少し内部を見ている方は、全てMovableTypeで組まれているという技術の高さに感動されていました。これからのウェブの進化に向けて基礎になると思われる技術への適応力も申し分ないので、今後どんどんと新しいことができるのではないかと思います。もちろんユーザビリティの面でも非常によくできております。これからもさらに経営者としての経験も積まれると思うのですが、デザインもわかって技術もわかって経営もわかる、Eコマースはそういう人がリーダーシップをとっていく場です。もちろん常に勉強を続けていかなければいけない世界ですので、がんばっていただきたいと思います。みなさんもこの時点でのひとつの頂点を極めたEコマースのサイトがあるということで、このサイトをじっくり見ていただければと思います。
実行委員長総評
全国イーコマース協議会理事長/大賞事業実行委員長/株式会社ウォークスコミュニケーションズ代表取締役 平山 泰朗
今回受賞された方、本当におめでとうございました。
僕は毎年こうして実行委員長を務めさせてもらってるわけなんですけれども、年々賞の価値が高くなり、だんだんと賞の価値に見合った効果も出るようになってきたのではないかと思います。しかし、西田君が大賞をとったことは、本当に悔しい(笑い)。なぜかというと、私は彼と仲が良くて、この賞ができたとき、どうしてもこの賞が獲りたいと彼は言っていたのです。しかしこの賞は投票で決まる賞なので、何もできないけど応募はしなさいと言いました。彼のサイトに対しても厳しいことを言い続けてきました。それから彼は僕がやってきた勉強会、ML、ゼミナール、そういったものを最大限に活用し、結局見事賞を穫りました。非常に大人げないのですが、僕はこの賞を毎回やってきて、自分の娘を嫁がせるような気持ちなのです。その娘を彼に獲られてしまった。そんな悔しさがあります。それは賞にもそれだけの価値が出てきたということでもあります。
大賞はもちろん来年も引き続き行わせていただきますが、これまで一度賞を獲ってしまうとどの賞も獲れないというルールで進めてきたのを、一部もう少しオープンに変えようと思っています。大賞・準大賞以外の賞の受賞者は、大賞と準大賞は獲れる、といったように。これはまだ決定ではありませんが。
毎年毎年言っておりますが、この賞はグッドデザインのガイドライン、どれだけお客様よりにページを作っているか、ここが最低限の基準になります。なのでまずはこれを守っていただいて、その後にコンテンツ、田舎のサイトであれば田舎に対する愛着、あるいは商材に対する愛着、そういうものを持っていればそんなに難しい賞ではないのではないかと思いますので、ぜひ来年はさらに多くの方からご応募いただきたいです。それでは皆様、ありがとうございました。
ベストECショップ大賞2006各種公式データ
※その他の詳細な情報は、募集要項をご確認下さい。
最終審査ノミネートのファイナリスト(10店舗)及び得票数
下記10店鋪に対して、協議会会員866事業者(2006年3月10日現在)に投票を依頼し、大賞・準大賞受賞店鋪が決定致しました。
各賞授賞対象店舗(46店舗・新人賞のみ他126店舗が対象)
一次審査を通過した以下の46店舗と、新人賞の対象となる2005年1月1日以降開店の126店舗を各賞受賞対象として、それぞれの担当審査委員による審査が行われ、大賞及び準大賞以外の各賞受賞店舗が決定いたしました。
最新のベストECショップ大賞